最新情報【Vol.28】
ささやき
緊急事態宣言が解除され1か月が経ち、経済が少しずつ動きだし、これからと思っていた矢先、東京では第二波の兆候が。世界を眺めてみると南米、アフリカでは、新型コロナウイルス感染が拡大するばかりです
我々の業界では春の相次ぐ展示会中止の影響は大きく、3月~5月でおおむね85%程度まで落ち込んだとか。さらに今後の設備投資については、大幅減になる可能性があるという。
コロナ禍で想定される「ニュ-ノ-マル(新常態)」な世の中は「7割経済」といわれています。消費の風景、販売の形態、働き方は強制的に変わりました。
「7割にいくらの数字を掛けたら1以上になるか」 答えは「1.43」 コロナ以前の経済を維持(10割経済)するには1.43倍の人と時間とコストをかける必要があります。「7割経済」にこの1.43をかける。働き方改革の中では、人、時間、コストをふんだんには投入できません。生産性の向上で「1.43」を捻出しプラス成長を目指すしかありません。
コロナ対策として行った在宅勤務やテレワ-クで仕事のあぶり出しができました。すなわち今まで気付かなかった無駄や新たな営業活動の在り方がみえてきました。ワクチンができるまで展示会等での接客が難しい中で商品の価値をどう伝えるか。顧客との距離をどう縮めるか。今後はAIを加味したデジタルの活用がカギとなってきそうです。すでに多くの企業では、新商品や最新技術を紹介する場としての展示会がなくなり、商談の機会も失われている中、それに代わる形としてオンライン展示会を考えているとか